シミの悩みなら美容皮膚科にお任せ!気になる治療法は?
シミの悩みは美容皮膚科に相談するのがおすすめです。シミ、そばかす、肝斑などの違いは素人には見分けにくいもの。そのせいで間違ったお手入れをしてしまい、症状を悪化させてから皮膚科に駆け込むというケースも少なくありません。
ですから、シミは表面だけで済んでいるうちに、美容皮膚科で適切な治療を受けた方が良いのです。ではなぜ美容皮膚科が良いのでしょうか?それは、美容皮膚科なら美肌作りを目的とした、シミ治療を受けられるからです。
|シミの濃さで治療法は変わるの?
美容皮膚科でのシミ治療の方法は、レーザー治療や光治療などマシンを使った治療と、家で行うホームケアの指導や薬剤の処方、シミの原因を身体の中から予防するサプリメントの処方など主に3つの治療法があります。
その3つの方法を組み合わせて治療する場合や、1つだけを選択して行う場合など、患者さんの希望にあわせて治療が可能です。美容皮膚科では、患者さんのシミの種類や濃さに合わせて、レーザーを使って治療するか、光を使って治療するか、1つのマシンで治療するか、他の美肌マシンと併用して治療するかなど、治療方針を検討します。
例えば、薄いシミの場合は、レーザーが色素に反応しにくいため治療効果が出にくいことが考えられますが、光治療で肌全体の質を改善し、肌トーンをあげることでシミを改善することが可能です。
また薄く顔全体に広がるシミには光治療の方が適している場合もあります。一方、シミが濃くなると濃い色にだけ反応するレーザー光線を使った治療が効果的です。
シミの場合、どのようなマシンを選んで治療を行うかは、ドクターの判断と患者さんのダウンタイムに対する考え方によって異なります。美容皮膚科は一般皮膚科とは異なり、美しい肌を作る目的で治療を行うため、いかに周辺の肌への負担をかけずに、効果的にシミを消す方法を選べるかが重要になります。
|シミの再発を防ぐ総合的な治療法とは?
シミのレーザー治療を受けても、再発する場合があります。実は、シミにはできやすい部位があり、きれいに取れたはずなのに、数ケ月後にはまたシミができ始めるということもあるのです。これはレーザー治療の効果がなかったからではなく、レーザー治療の後に起こることのある、炎症性色素沈着のせいです。
日本人は欧米人に比べるとメラニン色素が多いため、炎症性色素沈着が起こりやすいと言えます。ですから、この炎症性色素沈着が起こる可能性についてきちんと説明を受けたうえで、適切な対応ができていないとシミが再発しやすくなってしまうのです。
レーザー治療の後は一度かさぶたができ、しばらくするとそのかさぶたが取れて、新しい肌に生まれ変わります。それはすり傷などが治る過程と同じなのですが、元の肌の色に戻る段階で、日に焼くなど肌に負担をかけてしまうと、その部分だけ色が濃くなり炎症性色素沈着が起きてしまいます。
しかし、レーザー治療の後、ホームケア用にシミ防止効果の高いクリームやシミの発生を防ぐサプリメントなどを処方してもらい、正しい方法でケアを続けると、ダウンタイムを短くすることができ、炎症性色素沈着が起きるリスクを減らすことができます。
|美容皮膚科が処方する、シミに効果的なサプリメントとは?
美容皮膚科では、美しい肌を作ることに特化したサプリメントの処方を行っているところもあります。レーザーなどのマシン治療や美容液など、外側からの治療と併せて身体の内側から身体を整えていくことで、肌のターンオーバーを正常化して、シミの発生を防ぎます。
例えば、シミの原因としてよく知られている活性酸素対策のためには、高濃度ビタミンなど抗酸化作用の強いサプリメントを処方します。抗酸化作用の強いサプリメントは、日焼けの元になる紫外線の対策にも有効で、身体の内部から日焼けが原因で発生するシミの発生を防ぎます。
中には、シミの発生を防ぐ方法として細胞の働きを活性化することを目的に、新しい肌の生まれ変わりを助けるために、ヒト由来のプラセンタを処方する美容皮膚科もあります。人間の胎盤から作られているプラセンタには、人の身体に必要な成分がほぼすべて備えられています。そのため、細胞の増殖や再生を助け、メラニンの生成を抑える効果も期待できるのです。
美肌作用に加え、シミ予防の効果も期待できるプラセンタエキスですが、美容皮膚科によってはヒト由来ではなくブタ由来のプラセンタを採用しているところや、安全対策に疑問のあるメーカーのものを採用しているところもあります。ヒト由来とブタ由来では有効成分の量や種類が異なりますし、続けて服用することを考えると、安全性は大事なポイントです。
ですから、プラセンタエキスの処方を受ける場合には、どんなメーカーの何から作られたプラセンタなのかを確認する必要があります。
|きちんと納得いくまで相談してから治療を
シミの治療はどの方法を選ぶかによって、治療回数やダウンタイムが異なります。シミの種類や大きさだけでなく、美容皮膚科の治療方針によっても選ばれる方法が異なることもあるため、患者さん側からも希望があるならはっきりとドクターに伝えることが大事です。
きちんと納得いくまで相談してから治療に入ることが、満足のいく結果につながります。